『プリンスR380(A-I型) 1966年第3回日本グランプリ優勝車』展示中!

1964 年の第2回日本グランプリで「スカイラインGT」が「ポルシェ904」に 優勝をさらわれたプリンス自動車工業が「打倒ポルシェ」を期して開発した、 戦後日本初のプロトタイプレーシングカーです。
開発責任者はスカイラインの開発で有名な櫻井眞一郎(1929~2011)で、ブラバムの レーシングマシン・BT8を参考にしたスペースフレームシャシーにオリジナルの アルミボディを載せ、グロリア用のG7型OHCをベースに専用設計されたGR8型・ 4バルブDOHCエンジンをミッドシップに搭載しました。 このクルマは、実戦デビューとなった1966 年の第3回日本GP(富士スピードウェイ)で ポルシェ906を破り、2位以下にも3周差をつけて優勝した砂子義一選手の11号車です。 2位にも大石選手のR380(10号車)が入り、プリンスは、日産との合併を控えた最後の レースでワン・ツー・フィニッシュを飾る結果となりました。
2013年にNISMOがフルレストアし、さらに、2018年に1966年当時のレッドに 再塗装されています。
◆次回の展示車両(記念車)のご案内◆
2023/6/21(水)~7/18(火) 『オースチンA40 サマーセットサルーン』 ※諸事情により、予告なく展示車両を変更する場合もございます。 ご了承くださいませ。
日程 | 2023/05/24 (水) - 2023/06/20 (火) |
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時間 | 10:00~21:00 |
場所 | 1F 日産座間インフォメーションセンター |